Projectプロジェクト
- ハッピーワーククエスト
2025.07.11
ハッピーワーククエストvol.7開催報告
ハピラボCDOの田邉です。
7月9日(水)にハッピーワーククエストvol.7が開催されました。
今回のテーマは、「国境を超えた社会貢献の意味」~どうして彼女たちは、遠い国に心を向けたのか~
吉田真衣さん(NPO法人テラ・ルネッサンス理事長)と野田さよさん(NPO法人アクセス理事長)をお招きして、お話を伺いました。

アフリカの元子ども兵、フィリピンの貧困地域、ラオスやウクライナ、日本の被災地…。
地球がお二人の活動エリアというスケール感に圧倒されながらも、語られる1つ1つのエピソードに心が引き寄せられていきました。
「なぜ海外?」という問いに対して「出会ってしまったから」というシンプルな回答が。
「世界で起こっているいろいろな問題は、別の世界の話」と線を引いている自分に気付かされました。
世界の問題は、今の私の選択と繋がっているかも。
またどこかの貧困や紛争は、明日の私に繋がるかも。
世界の問題は、実はとても身近にあると感じました。

私が特に印象的だったエピソードは、強制的に兵士として生きることを強いられた元子ども兵が、自分の人生を取り戻すため、人生を深く考え、自分の人生を取り戻した後は、地域に貢献する存在になっているお話しです。
自分の人生を1番大切にできるのは自分であるはずなのに、私はこんなシンプルなことをあまり深く考えていないことに気付きました。未来の自分に「ごめんなさい」という気持ちと、改めて自分の人生を見つめ直すきっかけになりました。
懇親会では、叱って従わせる・怖いから黙ってしまう・否定されそうだから言えない、とするのではなく、これらを変えていくためには、人権を知り、どうすればお互いの人権を尊重できるかを考え実践することが大切だという、とても身近で自分ごとなテーマについて話し合うことができました。

身の回りを安心できる場所にすることが、平和な世界をつくる第一歩、今日集まった人たちがいろいろな場所でその一歩をふみ出されていることを知りました。
何ができるかは人それぞれ。
でも、「知ること」「想像すること」「心を寄せること」は、すぐに始められます。
今日のこの時間が、誰かの“最初の一歩”になりますように。
吉田さん、野田さん、そして参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。


